希望のきっかけは、普通の日の中で突然偶然に。

絶望中は、希望なんかあるわけがないと思っているので、

希望を探すことなどはなく、

普通に毎日過ごしていて、ある日突然に、偶然に希望のきっかけを見つけて、

どんな絶望にも希望はあるんだと思ったことがありました。

膠原病中に希望のきっかけは三つありました。

膠原病の中の全身性エリテマトーデスと診断されてからは、

景色はモノクロに見える気持ちでした、(ちゃんとカラーで見えてますが)

モノクロと言うより、全体にグレー色のような。

診断された日より前の日がなつかしく思いました。

診断された日の前の週のあのサーティワンアイスクリームを食べてた頃は、

何事もなく、アイスクリームがおいしくて幸せだったなと思いました。

もうあんな気持ちでアイスクリームを食べることはないんだなと思っていましたが、

またおいしく食べれる日がちゃんと来ました。

 

3つの希望のきっかけですが、

1つ目は、

家にお母さんの家庭の医学の本があって、

いつも何か体調悪い時は、辞書のように、家庭の医学を見てました。

そのお母さんの家庭の医学の本ですが、

10年前に膠原病全身性エリテマトーデスを調べると、

とても怖くて、

10年前の時点で、その家庭の医学の本は30年も前の本で、

今からだと40年前の家庭の医学の本のその時に医療の内容で、

今だとだいぶ進化してるのですが、

40年前ですので読んで怖かったです。

そしたら、お姉ちゃんが、その本はだいぶ前の本屋から、今は医学が進化してるよと言ってくれて、その時の今の本をプレゼントしてくれました。

姉ちゃんは、怖いことが書いてたらあかんから先に読んでからくれました。

優しくて感動しました。何か恩返しがしたい気持ちになりましたが、その時は膠原病の身で人に何かしてあげれることってどんどんなくなっていくような気がしていました。

そして私も本屋さんによく行くようになり膠原病を勉強したくなりました。

お医者様や看護師様の試験の本などに興味を持ち、

本屋さんの奥の方の難しそうな試験本売場で本を開けると

けっこう怖くてどのページも他のどの病気も怖くて、

本を閉じて椅子に座って気分を取り戻して帰りました。

そしてたまたま見つけた安保先生の本に

希望が持てました。

私は治ると思いました。

本の事はまた、後日書きます。

 

そして2つ目は、

普通の日にテレビを見ていました。

毎日普通の日ですが。

その頃は、テレビをつけていても真剣に見ていることはあまりなく、

時代劇がついていたのです、題名や誰が出ていたのかは全く覚えてないのですが、

何時代かもわからず、ただ時代劇をつけていました。

そしたら、将軍様が戦に勝ち続けて、次も必ず勝つみたいなこと言ってて、

その将軍様の奥様かお母様はわからないのですが、その女の人が、冷静で、

「良いことも悪いことも続かん」みたいなことを言ってて、

テレビ見てないのですが、そのセリフだけ耳に入ってきて、

ほんまですか?と、聞きたくなり、

でも、そんな気もしてきた。ふと考えるとやっぱりそうだと思いました。

 

そして、3つ目は、

友達と遊んでた時に、

友達が「鈴虫寺様は願いこと1つだけかなえてくれるねんで行ってみ」と

教えてくれました。

願い事1つかないました。

鈴虫寺のお師匠様が「願い事かなったら、他の願い事をしていただけます」とおっしゃっていましたが、

1つの願い事を叶えていただき、

他にもなんてとんでもないです、

毎年お地蔵さまにお礼を言いに行ってます。

ありがとうございます。